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2007年08月04日(土)

障がい者

テスト勉強というものをしていると、ふいに関係ないことをしたくなるんですよね(^□^;)


完全にテストに関係ないわけではないのですが、今日はちょっと「障がい者」について考えておりました。



「障害を持っている人」のことではなくて「言葉」の話。
最近増えている「障がい者」という表記についてです。

(ちなみに、私の文章の障害者は障害児を含めて書いてます。)


【続き。】


もともと、「障害者」という漢字は「障礙」「障碍」というものも使われていて、結局最終的には常用漢字として残った「害」という漢字を使うようになったらしいです。



近年、「害」という字が入っているということは、その人自身に害のあると受け取られる可能性があるため好ましくないと言う考えがでてきて、「障碍者」と書いたり「障がい者」と表記する動きが出てきました。これはお役所や公的文書、他にも公共性の高い場所で次々と使われるようになってきています。
他にも障害を受けているとして、「障害」者と書いたり、英語の身障という意味のChallengedをそのままカタカナにして「チャレンジド」といったりもしているようですね。
身体の障害を持った場合に限り身障者と書くべきという意見もあるようです。




さて、この言葉の言い回しの違い方、どれほど効果を発するものなのでしょうか??



過去には「精神薄弱」についても「精神」という言葉は人格も含むうえ、精神障害と混同されやすい、また偏見が含まれるという理由で「知的障害」という用語が使われるようになったり、「痴呆」という言葉の「痴」「呆」ともに「愚か」「馬鹿」という意味を持つ漢字だからという理由から差別的だあると判断され「認知症」と言い改めるようになったり、「精神分裂病」を「統合失調症」に変更したりもしています。

これによって、人々のとらえ方が変わったかどうか本当のところはよくわかりません。

実際、精神薄弱と知的障害が同じ意味であるということを知らない人も多くいるとも思います。





でも、名前が変わったことで世間の偏見の目は変わったでしょうか??

私はあまり変わっていないのではないかなぁ、と思います。











「障がい者」の話に戻ります。


少し前の毎日新聞の記事に



当事者団体に「障害者表記を障がい者とする」ことについてのアンケートの結果が載っていました。

「どちらとも言えない」が5割
「変えたほうがいい」が4割


ということでした。





当事者の方々も困惑しているのでしょうね。





竹中ナミさんの言葉で「言葉を変えると意識や社会のシステムが変わる。障害者の表記をひらがなに変える動きは意識が変わるプロセス」とも書かれていました。


この方は障害者を「チャレンジド」と表現する方で、2年ほど前にお話を聞いたことがありますが、すごい人でした!!
ひそかに感動してました(笑)










でも、「障がい者」という表記がベストかって聞かれたら、私は「気に入らない」って答えます;



「障がい者」と言い換えることによって、
いかにも「社会はあなたたちを外だなんて思っていませんよ。」と言っているように聞こえる。


それだけならいいじゃないと思えるかもしれないのですが、
「だから、私たちは差別なんてしていませんよ。」
「就職できないのは、収入が少ないのはあなた自身の努力が足りないからですよ。」
と続いている気がするんです。


ホントに差別がなければ就職差別もないはずですからね。



……それってどうなの?



加えて、このタイミングで「障害者自立支援法」なんてものができました。


「障害者の自立を支援しますよ」
という名目の障害者からのお金まき上げ政策。

財政が厳しいのもわかりますが、実際には余計に自立できなくなった人だっているんですよ……?




まぁぶっちゃけた話「福祉で金儲けしていきましょう」政策の介護保険法もどうかですけど。
これで、コムスンみたいな問題が起きているのが問題なんですよ。

とは言うものの、この問題の場合、事業主の福祉精神が足りなかったことに問題があるんでしょうけどね。
実際に現場で働いている人や利用している方が大迷惑です。






こんな複雑でわかりにくい法律でいいのでしょうか。
私、これでもこの手の勉強していますけど実はよくわかりませんもの。
制度の仕組みについて。複雑すぎるんですよ。

それを一般利用者にわかれって言うのが無理なんじゃないですか。
私の頭が悪いだけじゃないと思います。


しかも、それがコロコロ変わるようじゃ余計にわかりません!!
良かれと思ってやっているんでしょうけど、ホントに当事者のことを考えているのか私にはわかりません;
















ついでにアメリカの話でも。

アメリカで「障害者」は「persons with disabilities」という表記が一番多いようです。

日本語との最大の差は「ひと」が先か「障害」が先か、と言うところにあるようです。
文法による差のような気もしますけど、これは、「ピープル・ファースト」であるとして大きく評価しているようです。


さらに最近は「disabled」という表記は、これは「できない」が全面的に出ているということで、障害児を「children with special health care needs」という表記も増えているそうです。


日本もアメリカも表記の仕方についての議論が絶えないようですね。














こんなこと書いていたら、気分を悪くされる方がいるかもしれません。


わかりません。
何が正しいのかも、どれが間違っているのかも。


当事者の方々の中でも当然意見が分かれることだと思います。


でも、
メガネをかけている人が「健常者」で車いすを使用している人が「障害者」として疎まれるのはちょっとおかしいのかも、
とも思うわけです。




かといって、「みんな一緒だから」で丸投げしてもいけない問題です。




よく、
障害者は周りからの障害を受けている、という表現を耳にします。

うん、確かに。




車いすに乗っていても、段差がなければ一人で動きまわれますもの。
目が見えなくても道しるべとなるものがあれば目的地にたどり着くことができますもの。
耳が聞こえなくても、手話や文字で情報を受け取ることができますもの。



それってつまり、周りの人が彼らに対してどう接するかの違いだけなんじゃないでしょうか?

やっぱり、一番大切なのは「言葉の言い回し」ではなくて「環境」なんですよね。
周りの人、設備…障害を与えるものがあるうちは「障害者」は害を受け続けることになるんです。
















そんなわけで、適当に言いたいこと言いましたが、



皆さんはどう思いますか??
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テーマ : つぶやき - ジャンル : 福祉・ボランティア

22:38  |  ニチジョウ  |  TB(1)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

本当に最近「障がい者」の表記が目立ちだしました。身障害者と健常者というように区別すること自体に抵抗があるのですが「障害者」でよいと思います。ちなみに私は下肢麻痺の「障害者」です。

┌――――――――――――――――――――
|  マイセルフネットワーク
|障害者・高齢者の在宅就労と社会参加を目的
|に活動しています。
|   http://www.gallery.ne.jp/~myself/
└┰──────────――――――――┰┘
事務局長 |  2007.08.05(日) 11:17 | URL |  【編集】

e-507事務局長さん
当事者からのご意見ありがとうございます!!
「障害者」といういい方ももとより、「健常者」もまた微妙な言い回しですよね;
障害があったって「健康」ではあるのに。

そういえば、障害を持っている友達も「障害者」でいいと思うって言ってました。
当事者が「変えてほしい」って言う意見って私はあんまり聞かないんですよねぇ;
トギ。 |  2007.08.05(日) 19:44 | URL |  【編集】

ご無沙汰してます。 司です。
久しくPCから離れていました。

とても考えさせられるページで・・・・

私の率直な思いは、トギさんの言う通り、呼び名 言い方などは所詮ちっぽけな物だと改めて感じました。

自分も2月8日のブログに記載していますが、今でもよく一枚の写真を眺めます。

年賀状で、満面の笑顔で笑う、ダウンの赤ちゃんの写真です。

生まれた時から障害者といわれる人もいれば、事故等で次の日から、そう呼ばれる人もいます。
現実的に昨日まで出来ていたことが、出来ない。人の助けがいる。それを受け止めたうえで、その親や近い人は、
彼らを障害者としてみていない。
それが1番だといつも写真を見て思うのです。

私の娘もアトピーです。
アトピーの子は、目に障害を持ちやすく、5歳にして、メガネを掛けています。
保育園ではクラスにメガネを掛けている子供はいません。
メガネをかけて、足に包帯を巻いて通う娘に祖母は「かわいそうに」といいます。
しかし私はそれを叱り、「かっこいいな~」と言い換えます。
負い目を感じて欲しくないのです。
時には友達に、変だと言われ、傷つくかもしれませんが、決してそれを負い目に、甘やかしたりしません。 むしろ怒っている時の方が多いかな・・・・・・(笑

うまく言えませんが、この世に障害者はいない。心も身体も、誰でも傷ついたら助け合う。


助け会う部分が、人それぞれなだけ・・・
だってみんな一人で生きている訳ないのだから・・・

久しぶりに長々すいません。
レポートのイラスト、涼しげで素敵ですね!!
それではまた今度☆ 
おやすみ、トギさん・・・
K.J 司 |  2007.08.11(土) 00:32 | URL |  【編集】

→司さん
お久しぶりですー☆
私も最近は専らケータイオンリーな感じです(笑)パソコンが恋しい。。。

そんなことより…
障害者という言葉についてコメントありがとうございます!!

娘さんのミリヤちゃんはきっと司さんのような親に育ててもらってすごく強い人になれると思いました!!
「違い」を認められる人はホントの意味で強い人。
きっとそれがわかる人はどんな人とも分かり合えると思います。

ダウン症は生まれたときから障害者ですが、障害を持っていてもやっぱりかわいい子どもだと思います。
知的障害を持って生まれた子どもたちのお母さんを何人か知っていますが、その誰もが子どもを強く、社会に出られるように、できることを一つでも多くするためにと子どもと一緒に努力している姿がいつも印象的です。
私にはまだ自分の子どもがいる親の気持ちというのはわかりませんが、きっと誰でも根っこの部分は同じなんですよね(^^)

相変わらず私の言いたいことがいくつも言えていない文章にお付き合いいただきありがとうございます!!!
トギ。 |  2007.08.11(土) 21:17 | URL |  【編集】

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