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2007年04月21日(土)

続 ・ プラチナ + プロローグ

タイトル通り、中途半端に終わっていたプラチナ + プロローグの続きです。
未読の方はそちらからどうぞ。







屋敷のどこでも
好きなところで過ごしていいというから
アタシはアナタのいる
この部屋で一晩を明かした

アナタの他にも
何か見つけたい人がココに来る
何故だかわからないけれど惹きつけられる
道に迷うと見えてくる
絶望の闇と
希望の光
どんな闇にも打ち勝つ強い心で
自分の行き先を見据える

楽器を奏でる人
勉強が嫌になって飛び出してきた人
ラケットを抱えてやってくる人
アタシと同じように
自分の行き先がわからなくなった人


きれいな音楽を紡ぎだすすばらしい腕が
鋭くきれる頭が
風のように走る脚が
ユメ追いかけるキミそのものが
どうしても家を出たかった
少し道を外れても
寄り道してでもいいから
今、何か見つけたい
そうしてここに集まってきた
ミンナ
ミンナ何かに向かって歩いていく
アタシはどこへ行こう?

このままでいいのかわからずに
歩き始めた道の途中で
何度も迷っていた
どこに行けばいいのかわからずに
でも
どこかへ進まなくてはいけないことは
わかっていた
そのことだけは

まるで
十字路の真ん中で
どっちにいけばいいのかわからない
小さな迷子のように
無知で孤独で
それでも誰も助けてなどくれない
ココから先は自分で決めなければならない

何度もおとずれる
昼と夜
ひざを抱えてじっとしていては
何も変わらないと思って
飛び出してきたあの家
何もわからず
何もかもに怯え
何もかもから逃げたかった
ひたすら歩きまわりながら
たどり着いたこの家

***

どんなに帰りたくないと
願っていたとしても
それでもいつかは帰りたくなるの
向こうのミンナ元気にしているのかな
この街も好きだよ
だけど
アタシには帰る場所がある

***

開けなかった窓の外で
啼いていたあの大きな鳥の
羽音はまだあの町に降り続けている?
いつかそこへ帰るときに
あの鳥はまだ
啼いているのかな…

開かない窓はない
開いた窓の外では風が吹いている
胸の中までザワザワする

夜中の雨が地を濡らす
まどろみの中
窓を流れ落ちる雨音の数を数えてみる
しんと静まる深夜には
救いも希望も
降ってはこない
そう思っていたら
突然眠たくなって
深い心地よい眠りと共に
アタシは不思議な夢を見た
どこかわからない
なんだかファンタジーにあふれた場所

そこでもアタシは泣いていた
アリスのように
不思議な世界にさまよいながら
一歩ずつでも進んで行く

一人の青年が現れる
彼の話を聞く
自分の闇との戦いの話
夢の行き先が閉ざされたときの話

***

青年は
冷たく語る
自分の過去を

そして
思い出す
あのころの希望を

口にすれば零れてくる
本当の気持ち

涙するときもあるけれど
彼は
自分の足で立ち上がった
途中で立ち止まったかもしれないけれど
自分の行くべき道を
見つけた

彼の口にする言葉は
確信へ変わっていく

『両手の指を
どんなに往復しても足りないくらい
ほしいものがあった
やりたいことがあった

だけど
どんなときでも
そのうちの
片手の指の分くらいは
背伸びをしたら
届くんじゃないか
そう
気づいたんだ

だって
そうじゃなきゃ
人はがんばることができないから
届かないものばかりを
追いかけてはいられないから

何があっても
何がなくても
人には自分にしかできないことがある
それを
少しずつ
こなしていければいい

これまでの運命が
決まっていたものであったとしても
これからの運命は
プラスにも
マイナスにもなるように
2枚のツバサを広げて待っている

それに気がついたとき
自分の運命に
自分で向かう
不揃いだけど
行きたい場所を目指す
そんな
強いツバサを手に入れたんだ』


【続き。】


***

そして
目の前からふっといなくなる
夢の中の世界も終わる
夢から醒めると
外には月が出ていた

テラスから見える月と街の明かり

月の無機質な光
だけど
ホットミルクみたいにフワフワあったかい
はじめてみた
こんな月

その下には
エネルギーあふれる街の光
夜になっても消えることはない
いつでも道に迷わないようにと
照らし続ける

きっと何か見つけられた
まだ
ツバサは掴まえていないけど
ココに来て
ミンナのことを聞いて
ミンナのオモイを聞いて
ミンナのユメを聞いて
あの青年の夢を見て
何かがはじけた

***

みんな生きてる
一人一人会えないこともあるけど
同じ場所で
出会えたら
そこから始まる

見つかるといい
アタシの探し物
アナタの落し物
キミの忘れ物
ミンナのユメ

一人でここまで来られたのだから
会いたくなったら
いつでも
会いに来ればいい

自分の好きなように歩いていく
それでもまた
自分を
ユメを
見失いそうになったら
いつでも探しにくるよ

もうアタシは
昔のアタシではないから
いつか
アナタに誇れるようになったら
きっと会いに行く

心の奥でそっと輝く
今はまだその輝きは
鈍く濁ったものかもしれない
だけどその輝きが
アタシのプラチナ
月にも負けない
ただひとつの輝き

***

ふわふわと
地に足の着かないアタシたちの
終わることのない旅は
誰にも知られることなく
静かに幕を閉じる
そして
またどこかで
新しい幕が開ける

はじまりは
暖かくなりはじめた
春のこと
空にはまぶしい
太陽と飛行機
その下には
大きな屋敷と
行き先を探す人々

ウソつきなボクたちは
前も後ろも上も下もない場所で
出逢った
ミンナが同じ
この場所で

優しく甘い言葉を奪っていく

ジブンに正直になれなくて
ミンナに素直になれなくて
ウソをつき続けて
少しずつ
先を閉ざしていった
あの日のこと
たくさんのオモイが集う
その場所で
そこからはじまった物語



            ...fin.











こう見てみると、色々直したい部分もあるわけですが、あえて放っておきましょう…;(少しは直したんですが;)
なんともありがちな話でして…

直そうにも何をどこから?
って感じなんで(-"-)


とにもかくにも、
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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テーマ : 雑記 - ジャンル : 日記

21:21  |  カキモノ  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

こんにちは トギさん☆
待望の続編・・・・
様々な思いが駆け巡り、相変わらず、マウスを何回も上下してしまいました。
最近自分もいろいろあったので、特に心に響きました。
この感動と感謝の気持ちを言葉で表現したいのですが、あれだけ語った後です。何を言っても足りません・・・・
ただ一つ言えることは、
ネットの世界とはいえ、あなたに会えて本当によかった・・・・
道に迷ったとき、またこのページに戻ってこようと思います。
これからもよろしくお願いしますね!(^_-)-☆


学生のプロ。。。。
久しぶりにトギさんの実力を垣間見ました。
私の学生時代、確実にアマチュアの方でした。(笑
K.J 司 |  2007.04.22(日) 17:59 | URL |  【編集】

e-507司さん
こんにちはー!!毎度ありがとうございます☆(商売っぽい)学生のプロを目指すトギ。でございます。プロ道はまだまだ遠い;
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!!
読み直すときは本人がヒーヒー言ってました;こんなので大丈夫だったのかしら…?と。
こういうものを書いていると、自分の無力さとともに言葉の足りなさが顕わになってきますね;あわわ……;それでも何かを伝えられたなら幸せです(*^_^*)向上心が沸々と湧き上がってくる思いです!!

こちらこそ本当に出会えてよかったです!!司さんがこのサイトに来てくださった縁、忘れやしません!!!
ふつつか者(もう本当に;)ですがこれからもよろしくしてくだされば恐縮ですっ!!!
トギ。 |  2007.04.22(日) 20:18 | URL |  【編集】

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